カジモドの補聴器

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4日目 パリの古本市

その後、南側のセーヌ川を渡った先からノートルダム大聖堂を眺めてみようと思い、南側の通りへ出ると・・・そこでは古本市が。
旅行本に載ってたパリの市場について思い出しました。
興味があったので、一通り回ってみることに。ノートルダムに関する本とか、何か面白いものが無いかなあと思ったのです。
市の出店には、けっこう新しめの文庫本などがずらっと並んでいます。うーん、でも私、流行本にはあまり感心が無いんだよなあ・・・。 

しばらく歩いていて、ふっと顔を上げると川の向こうには夕焼けとまではいかないものの、斜めに射した日が眩しいノートルダム大聖堂。中々いい眺めです。 

そうしてしばらく歩くと・・・目に飛び込んできたのは昆虫画。オォー!なんでこんなとこで売ってるんだ!? とっても繊細な絵で、久々に昆虫画を見た気分。昆虫の他にもキノコ等色々ありました。日本では生物画家の人ってとても少ないし個展もあまり無いので、こういうのを見るとやっぱり感動です! 昆虫画を色々見ていると・・・小さな甲虫の絵も在りました! 蝶やカブトムシなどのメジャーな昆虫ではなく、地味な小さな虫の絵を見ると私もちょっと嬉しくなります。しかも、ちゃんと学名も書いてあるし。その絵を幾つか見ていると・・・ハネカクシの絵を発見。 私の興奮は一気に頂点へ! 買ってしまいました(汗)。そんなに高くはなかったと思います。12ユーロだったかな。 

その後もしばらく市場を歩いていると、今度は小さな置き物が幾つか目に入ってきました。シメールをミニサイズにした置き物です。そして・・・・置き物の中にカジモドを発見! でも1956年の映画のカジモドで、とても痩せてる傴僂男です(苦笑)。カジモドに関しては、ちょっと買う気になれません。
しばらく置き物を見ていると、後ろを歩いていた親子の父親の方が置き物を見て子供に「Bossu」と言ってました。カジモドはやっぱ有名なんですねー、でも「QUASIMODO D'EL PARIS」についてはどれくらいのフランス人が覚えてるのかなあ。。まあ、あの映画はお笑い作品であって、名作映画とは言い難いので、忘れられてもいいような作品ではあるんですけどね。 
じーっと置き物を眺めていた私は、結局シメールを購入しました。その後、少し歩くと店が途切れ、交差点に出ました。交差点を右に曲がって再び橋を渡りシテ島に入ります。 

その後、そのままシテ島を突っ切って、反対側の橋を渡り、お土産屋やカフェが並んだ通りに出ます。先日三越でお土産を購入した私は、今度は日本ノータッチのお土産屋にも入ってみようと思い、お店の中へ。今回は食べ物ではなく自分用の記念品、というかガラクタを買うつもりです(苦笑)。 

お店の中には先程市場で売られていたシメール等の置き物も有りました。シメールに関しては古本市の品物の方が安かったです。でも、これはよく調べないと、どちらが高価か分からないですね。これからパリに行かれる方は先にお店の方を確認した方がいいかもしれません。ちなみに、この店にもカジモドの置き物も有りました。こちらは、先程古本市にあった傴僂男とは違いましたが、こちらは醜いというより、かなり恐いカジモドで、ちょっとこちらも買う気にはなれませんでした(苦笑)。 

何か面白い物が無いかなあと品物を見ていると・・・マグネットの中に面白いものを発見! 
メトロの駅名などの看板のミニチュアです。私の好奇心を見事に突いてくれた感じで、さっそく気に入ったものを購入することに決定! 
それから、マグネットの中にノートルダム大聖堂の前面部のミニチュアを発見! ノートルダム大聖堂に関しては、聖堂全体のミニチュア置き物も有りましたが、値段が高かったので、安いマグネットの方を買うことにしました。